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競売物件

:けいばいぶっけん

競売物件とは、債務不履行によって差し押さえられた不動産が、地方裁判所によって競売にかけられたものです。
不動産の所有者が債務を弁済できなくなると、債権者は抵当権の行使(任意執行)や強制執行によって、該当物件の競売を地方裁判所に申し立て、裁判所がその物件を差し押さえて売却し、売却代金を債務の弁済に充てます。これが競売物件です。
競売は、執行官が現況を調査して物件の評価をし、競売物件所在地・最低売却価格・入札期日などを公示します。入札期間中に最高額(最低売却価格以上)で入札した人が買受人となります。
なお、期間中に売却できなかった場合には最低入札価格を下げて、最初の入札者に売却する特別売却が行われます。


競売物件の魅力は、市価の7~8割という価格の安さです。
しかし競売物件にはいくつかのリスクがあります。
その1つとして、建物の中を見られないことです。物件明細書・現状調査報告書・評価書の3つの書類を閲覧して、書類のみで物件を確認することになります。
また、占有者がいる場合には、競売後に明渡請求をしなければなりません。債務者がマンション管理費などを滞納している場合はその債務も引き受けることになります。
入札に際しては、最低売却価格の2割の金額を保証金として裁判所に納めます。入札時には残金を清算し、入札できなかった人には保証金が返却されますが、最高額で入札して1ヶ月以内に残金を納められなかった場合には保証金は返ってきません。
競売物件はメリットが高いだけに、しっかりリスクを研究しておく必要があります。

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